らびっとクリニック院長の医療雑話

笑顔の力

投稿日:2018/7/4

生まれつきの能天気が笑いを発生させるのではなく、苦しい境遇からこそ上手な笑いが発明されるのではないか思うことがあります。先日、落語の歌丸師匠がお亡くなりになりましたが、晩年の師匠が酸素を吸いながら高座を演じる姿は笑いの対極の姿のようでいて、実のところ死を笑いにする究極の芸であったのかもしれません。「なに、あーた、お陀仏なんてこたー、てーしたことじゃあございません」てな具合に。先日のNHKスペシャルでは軽やかな江戸っ子気質は、繰り返し江戸の町を焼き尽くした大火災が生み出した文化なのだとも。太宰治の小説の中でも同じようなこと言ってましたね。滅びの中の明るさといったことを。

笑顔を作るにも努力が必要です。苦しいからこそ軽やかに笑う。慢性痛に苦しむ人の笑顔に逆に励まされることも少なくありません。

 

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