らびっとクリニック院長の医療雑話

当院に慢性疼痛で受診される方へ

投稿日:2015/4/14

最近テレビなどのメディアで線維筋痛症が取り上げられることが多くなり、当クリニックにも少なからずお問い合わせをいただくようになりました。しかし経過の長い患者さんや現在整形外科や心療内科ですでに慢性疼痛(線維筋痛症)の治療を受けている方々に対して当院で新たにできることはほとんどありません。またブロック注射や温熱療法、物理療法なども当クリニックでは行っていません。「慢性の痛みに向き合う」という「看板」に偽りありだとお叱りを受けることも時にありますが、リウマチ医として可能なかぎりの診療をしたいと考えます。当クリニックにおける線維筋痛症治療はあくまで保険診療において許される範囲内の治療にとどまります。評価が定まらない新規の治療や自由診療は行っていません。

慢性疼痛の中でリウマチ科領域に関連する疾患は数多くあります。線維筋痛症を診断する上で、まずリウマチ性疾患や内分泌疾患など身体疾患の鑑別を正確に行うことが大変重要であると考えています。また線維筋痛症の疾患概念や予後を理解すること、運動療法や認知行動療法の重要性をいつも診療の中でお話ししています。慢性疼痛が「消えて無くなる」夢の治療を提供することはできません。また心理社会的問題を多く抱える方の診療はメンタル科の医師の協力を仰ぐこともあります。私たちにできることできないこと、得意なこと苦手なことをご理解いただいた上で受診をご検討いただければ幸いです。

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