帯状疱疹は、水痘ウィルスによって発症する高齢者に多い病気です。皮疹が治った後も神経痛が長く残ることがあり、早期の治療が必要です。本年3月より50歳以上の帯状疱疹予防のためにワクチン接種することができるようになりました。この水痘・帯状疱疹ワクチンの接種により、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛の頻度はともに低下することが証明されています。しかしながらこのワクチンは弱毒化ワクチンですので免疫不全の方ではワクチン接種ができません(妊娠中、非寛解状態の血液癌、造血幹細胞移植、免疫抑制療法中)。ご希望の方はご相談ください。