天気痛:最近よくテレビの健康庵組でも紹介されるようです。当院で扱う慢性疼痛(線維筋痛症)、関節リウマチ、変形性関節症の患者さんの中でもしばしば、天候の崩れるときに調子が悪いと感じる方がいます。微妙な気圧の変化を内耳の気圧センサーが捉えて自律神経系を介して影響を与えるのだそうです。不安定な自律神経機能は痛みを感じやすくなります。車酔いの薬も一部有効な人もいるようですが、運動や生活習慣の改善を通じて自律神経機能を整えることが天気痛克服のために重要だと思います。
投稿日:2016/7/14