投稿者: moriguchi

米国リウマチ学会2011に参加

投稿日:2011/11/18

2011年11月5日から5日間、シカゴで米国リウマチ学会(ACR)が開催されました。私は1998年から断続的に参加してきましたが今回は7回目、2年ぶりの参加でした。今回は開業前の家族旅行を兼ねての参加で(学会に家族を連れていくとは不謹慎とおしかりをうけそうですが)review courseという、最近のリウマチ学領域のトピックスをオーバービューするセッションに参加してきました。
SLE、血管炎、腱付着部炎、免疫不全などの講義が1時間弱ずつ割りふられていて、集中力の維持が困難になりながらも何とかすべてのレクチャーを聞き終えました。
私が最も関心を持った講義は線維筋痛症に関するものでした。ACRが線維筋痛症をリウマチ性疾患と明確に位置づけている姿勢を改めて実感しました。末梢性・炎症性疼痛のみがリウマチ医の守備範囲だという先生が日本のリウマチ医にはまだまだ少なくないと思いますが、患者にとっては痛みの病態がわかって受診することは稀でしょう。身体の痛みを主訴にリウマチ科外来を受診したのに窓口で門前払いを受けるべきではないのです。
関節リウマチの生物学製剤の華々しい成果だけではなく様々なリウマチ性疾患の諸問題にフォーカスをあてるACRの懐の広さに改めて感銘を受けた次第です。

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