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内科・リウマチ科らびっとクリニック
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For patients with Rheumatism, Arthritis, and Body aches,
Providing
Best Investigation and Therapy
Rheumatism
Arthritis
B
ody aches
Best
Investigation
Therapy
 上記の単語の頭文字を並べてRABBIT。らびっとクリニックのコンセプトと重ねました。私は卒後二十余年にわたってリウマチ・膠原病領域の診療、臨床研究および基礎研究に携わってきましたが、このたび開業するにあたりリウマチ科領域の患者様に対して、非力ながらも最大限の力を発揮して行きたいという思いを強く持っています。
RHEUMATISM
 Rheumatism=リウマチは、そもそも古代ギリシャ時代に「流れ」を意味するrheuma=ロイマという言葉が語源になっているそうです。関節リウマチや膠原病では、体内を流れる様々な免疫細胞やサイトカインが発病に関わっており、この幾千年前の言葉がリウマチ性疾患の本質と成り立ち(病態)をみごとに説明しています。リウマチ性疾患とは単にからだが痛む病気というだけではなく、全身を流れる炎症性物質が発病に関わる疾患群というニュアンスで使用されることが多いと思います。その意味では、病態分類上のカテゴリーといえます。
ARTHRITIS
 関節炎は多くのリウマチ性疾患でみられる重要な局所病変です。関節炎疾患というカテゴリーは、関節という「臓器」に生じた炎症性疾患として、疾患を分類する枠組み(臓器病変分類)にあたります。たとえば消化器という「場所=臓器」に生じる胃潰瘍や潰瘍性大腸炎が消化器疾患と分類されるように、関節という「場所=臓器」で炎症が起こる痛風や関節リウマチ、ウィルス性関節炎などがこの枠組みにカテゴライズされます。
BODY ACHES
 「全身痛」。正確な医学的用語ではありませんが、慢性疼痛を想定してこの言葉を使いました。身体症状として慢性疼痛をきたす疾病は病態分類としてのリウマチ性疾患、臓器病変分類としての関節炎を含むわけですが、ここで最も意識している疾患は線維筋痛症です。
 線維筋痛症は先進国では人口の約2%、本邦の調査では1.7%(都市部2.2%、地方部1.2%)の有病率1)を持つcommon diseaseでありながら、少なからぬリウマチ医がこの疾患と真摯に対峙することをためらっていると言わざるを得ません。その主な理由として、線維筋痛症ではリウマチ性疾患の本質ともいえる全身性炎症が捉えられず、多彩な自律神経症状や精神症状を伴う事が少なくないため、身体疾患を扱う診療科では対応が困難であると考えられているからだと思います。私は、患者さんのつらさの主軸をなすいたみ症状に対して、全身の疼痛を扱う専門医であるべきリウマチ医が、この疾患を避けるべきではないと考えます。私自身が線維筋痛症のエキスパートとして多くの経験や実績を持っているわけではありませんが、線維筋痛症をふくむ広範囲疼痛や機能性身体症候群の方々の診療にも前向きに取り組みたいと思い、クリニックの名称にその意図を込めました。
 「適切な検査と治療」という程の意味ですが、「真理の探求と癒し」という意味も込めています。一開業医が掲げる目標としては大仰過ぎるのかもしれませんが、患者の未知なる疾病に向き合う探求者であり、かつ痛みを和らげる治療者・共感者でありたいという願いと意思を込めました。

 私自身は卯年生まれであり、私が開業を決意した平成23年も卯年でありました。この年は言うまでもなく日本中が歴史的困難と対峙した試練の年であり、今後永遠に忘れられることはないでしょう。私たちができることにはもちろん限りがあるのですが、これから地域の方々と共に、そして様々な困難を克服した患者様と共に、未来に向かって飛躍したいと願ってやみません。力強く、野うさぎのように。


1)松本美富士:本邦線維筋痛症の臨床疫学像.In 日本線維筋痛症学会(編):線維筋痛症診療ガイドライン.東京,日本医事新報社2011,p.13-22.

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